2025/10/07 09:52
昨日は取引先の
リラクゼーションを兼ねたサロンに
お邪魔しまして、施術を受けてきました。
僕、あんまりマッサージって
受けることが多くないので、
施術を受けながら
「リラクゼーション付きのサロンの
役割って何でしょうね?」
といった話を
美容師さんとすることに。
一般的には
リラクゼーションって、
「疲れをとる」とか
「身体の状態を良くする」という
イメージが強いはず。
ただ、身体を根本的に
良くしようと思ったら、
整骨院や治療院の方が
優れていると思うんですよ。
しかも、単価も
リラクゼーションサロンの方が
高いケースが多いんですよね。
ですが、実際には
リラクゼーションサロンは
世の中にあって、
それを必要としている人も
意外といます。
それは身体だけでなく
精神面の回復も
人間には必要だからだと、
僕の取引先のサロン様は
おっしゃっていました。
もし、これを
自店の仕事の目的として
設定するのであれば、
髪を良くするための
技術を学ぶ以上に、
心を癒すために
どんなサービスを
提供すべきかを
追求した方が良いと
言えますよね。
ところが実際には
技術ばかりを勉強して、
どんどんその性質を
整骨院や治療院に
近づけてしまう方って
多いんですよ。
もちろん、
身体の構造や技術を
勉強することに
意味はあると思いますが、
自店の存在する意味と
努力の方向性が
一致していないとしたら、
徒労に終わる可能性が
非常に高くなります。
今回は
リラクゼーションサロンを
例にとって話してきましたが、
コレは全ての業種に
共通する話で、
仕事の目的や
自店の存在意義を
明確に設定しておかないと、
ターゲットや
サービスの内容や
提供する価格などが
全て噛み合わなくなるんです。
何も考えず
目の前にあることだけを
消化していくと、
どんどん横道に
逸れて行ってしまいますので、
定期的に
会社の向くべき方向を
見直す時間を取りたいですね。
ご参考になれば幸いです。