2025/10/04 10:05

美容師さんとコミュニケーションの時に必ず話すのが

「疑問形には『質問』と『反語』の2つがある」

という話です。



反語というのは、疑問形を使って否定する話し方です。

「そんなことあるだろうか?(いや、あるわけない)」





でもこれ、人間関係をギクシャクさせる「地雷言葉」なんです!!





「いまの発表ですが、◯◯の場合はどうなるんですか?」

「上司の発表を批判するとは生意気な!」





「頼んでた資料、いつできるの?」

「(やばい、急かされてる!)すみません、いますぐやります・・・」





「なんで1位を目指さなきゃだめなんですか?」

「2位でもいいとか言ってるよ、こいつ」





「質問」しているだけなのに、

相手は「否定」されたと勘違いしてしまうんですね。



先日、お友だちの子供の間でも、同じようなやり取りがありました。


1年~3年生は集団下校ではなくなるんですが・・・

この辺は物騒なのでママさんたちが

「なるべくみんなと一緒に帰らせよう」と決めていました!




すると、そのことを知らなかったAちゃんが


Aちゃん「なんでこのグループで帰らなきゃいけないの?」

Bちゃん「私たちと帰るのが嫌なの? だったら別にいっしょに来なくてもいいよ!」

Aちゃん「そんな言い方しなくても・・・」

Bちゃん「ふん!」



めんどくせー(笑)


でも、こういう「めんどくささ」の一部は・・・


「女子だから」ではなく「疑問形の紛らわしさ」が原因だったりするわけです。


・疑問形には質問と反語がある。

・相手の疑問形を勝手に反語と決めつけてはいけない。

・質問と受け取ってバカ正直に答えを返すべし。



営業で話すと「初めて聞いた」とよく言われます。

小学校の国語で教えてくれたらいいのにな



ご参考になれば幸いです。