2025/07/08 09:04
最近とにかく
質問が多い「値上げ」について。
まあ、値上げを考えるのも
当然ですよね、
サロンだと
仕入や人件費が爆上がりしてますし、
僕も2~3月の
電気代やガス代の
明細見て衝撃受けましたもん(笑)。
問題は物価が急上昇しても
世間一般の収入は
上がっていないということです。
収入が増えていないのに
出費だけはどんどん増えていく。
その状態で
売価をアップさせてしまうと、
「お店の商品・サービスが
売れなくなってしまうのでは・・・」
と、心配になりますよね。
ただ、結論から言うと、
小規模サロンは
値上げをしていくしかありません。
もうひたすら値上げです。
薄利多売の商売からの脱却を!
商品・サービスが
売れないとしたら、
それは金額が高いから
売れないのではなく、
伝え方・売り方・切り口などに
問題があると考えるべき。
「金額が高いから買わない」
という考える人は
価格で商品を選んでいます。
価格で商品を選ぶ人は
どれだけ付き合いが長くても、
今まで築いた関係性があっても、
「もっと安い商品やサービス」が出たら
あっさりとそちらに浮気するんですよ…。
つまり、つなぎとめるためには
さらなる値下げが必要になります。
そんなお客様を
ターゲットにしていると
いつまで経っても利益は出ないんです。
そもそも薄利多売のシステムは
大手であるほど有利になってます。
たくさん資本があって
たくさん仕入れができれば、
仕入れ価格が安くなるので
売価を下げても利益が出る。
非常にシンプルですよね。
つまり、小規模サロンが
価格の安さで勝負するってのは、
自殺行為に近い(笑)。
ですから、
金額が高くても
行きたい・買いたいと思ってくれる、
「質」や「ストーリー」や「人」で
商品・サービスを選ぶ人を
お客様にしていかなければならない。
そのためには
「商品の魅力の伝え方」
「自然と売れるビジネスモデル」
「利益が出やすい仕組み」
こういったものを
きちんと構築していくことが
必要になってくる訳です。
コロナがおさまって
オフラインビジネスが復活し、
そこにド派手な
物価上昇が起こったことで、
多くの業種で
ビジネスモデルのカスタマイズが
急務となっています。
是非とも早急にお店のカスタマイズを検証してみてください。