2024/09/03 09:56

美容師のサービスは

予防系です




髪のお手入れは、


将来起こるかもしれない


問題を予防するために


やります。





お客様なら、


問題が大きくなる前に、


専門家の意見を聞ける


と言うメリットがあります。





美容師も理容師も


サービス内容自体が


予防系になっています。





ご存知の通り、


予防系は売るのが


難しいです。





なぜなら、


緊急度が高くないから。





お客様は





「今じゃなくても良いかな」





「まだ問題なんて

 起こらないでしょ」


と思っています。





ですので、価格を


安くしても売るのが


難しいです。





(なので、安易な値下げは禁物ですよ!)





ですが、方法がない


わけではありません。





予防系を売る1つの方法は、





「あなたの大事な髪が


 大変なことになるかも


 しれません。」




と伝えることです。





要は、





「あなたのためにやりましょう」





ではなく、





「あなたのの大事な髪のためにやりましょう」





と伝えると売れやすいです。





例えば、歯の定期検診。





行きつけの歯医者から


ハガキ届きますよね?





あれって、自分宛の案内は


後回しにしますが、





子供宛の案内が来たら





「もうすぐ歯科検診か。


 予約しないと!」





と、すぐに電話をして


カレンダーに


書き込みます。





世の中の予防系って


大体、こんな感じで、





あなたの大事な人が


大変なことになるかも


しれないので、今から


やっておきましょう。





という風にアピール


しています。





では、これを


美容師で応用するには


どうすれば良いでしょうか?





例えば、トリートメントなら、





問題が起こった時に


髪を守るために


しておきましょう。





と言うよりも、





問題が起こった時に


あなたの大事な髪が


疲弊したり、





あなたが美容師に不信感を持ったり


しないように、





スムーズに髪の問題を


解決できるように


しておきましょう。





という方が効果的です。





この時のポイントは、





お客様の頭の中で


大事な髪が


思い浮かぶこと





です。





なので、この話を


する前に、





お客様のベストな


髪の状態を聞いておくこと?





を聞き出しておくと


ベストです。





聞き出し方は


比較的簡単です。





お客様が日々、


どんな髪のお手入れを


しているのかを


聞くと見えてきます。





例えば、





「常にシャンプーだけ


 しています」





と言うのであれば、





「どんな洗い方を


 されていらっしゃる


 のですか?」





と聞けばOKです。





ここは、雑談で聞くのが


ベストかもしれません。





このような雑談をして


お客様の頭の中に、


髪の状態を思い浮かべながら


雑談をすると、


良い結果になると思います。





さて、あなたの他のサービスは


どう応用できるでしょうか?





一度、考えてみては


いかがでしょうか?





ご参考になれば幸いです。