2024/07/09 09:30

色々な方のセミナーに 

参加してみて気づいた ことがあります。 




それはセミナーアンケート 

項目にこだわっている人が 少ないということです。 




多くの方がセミナーの感想や 

次の個別相談を希望の有無 についての項目のみです。 




これは、もったいないんですね。 




実はあなどってはいけない 

アンケート項目があります。 



それは、 


「その他興味があるのは?」 


です。 





1つ事例を紹介します。 


例えば助成金セミナーの 

アンケート。 




一般的なセミナーの感想 

や次の面談を希望の有無は、 もちろん設定済み。 


また、それ以外にも 




== 

その他興味がある項目に 

チェックをしてください(複数可) 

== 


という項目を必ず入れます。 




例えば、 


・各種補助金 

・パートアルバイトの 求人のやり方 

・ディーラーを変えたい 

・施術コースを見直したい 



などの項目を入れて、 

チェックを入れてもらいます。 


すると、結構な方がチェックを 付けてくれます。 





なので、無料相談の際に、 


「これってチェックが 付いていますが、 

 お困りなんですか?」 


と聞くと、 




「実はディーラーを変えたいと思っている」 


という話が出てきます。 




これって、なかなか相手から 

言ってこないことですよね。 




でも、アンケートにすることで 

拾い上げることができます。 




また、本来の助成金の 

無料相談を希望しない人でも、 

その他項目でチェックが付いていれば、それでアポが取れたりします。 




実際、私の知り合いのF Pは 

このアンケート項目から生命保険をいっぱい売っているそうです。 


つまり、




その他興味のある項目は侮れません。 




とはいえ、もちろん 

セミナーの内容がショボければ、 

そもそもアンケートに回答 

してくれません。 




アンケート回答率や 

個別相談移行率を上げるポイントがあります。 




それは、セミナー参加者を 

「いかに行動させるか」です。 




具体的には、参加者に 

いかに「このままじゃダメだ」と思わせるか?です。 




一般的に中小の美容室の 

経営者に提案する場合、ほとんどは、競合と比較されているのではなく、 




現状維持か、先延ばし 

とあなたのサービスが比較検討されています。 




多くが、やらないか、 

あなたに頼むかで比較します。 




ちなみ、「現状維持」が一番強力な競合です。 




まだ、競合美容室がいた方が 

ましなぐらい、現状維持の力は強いです。 




なので、あなたの 

提案を受け入れてもらう 

ためには、 




このままでいいや! 

という安全圏からあえて 

心理的なリスクを取って 

行動をさせるという覚悟を相手に持たせないといけません。 




これを一対一の商談とか 

定期訪問とかでやろうとすると、 

相手は説得させられていると思われるので、難しいです。 




いくら仲が良い経営者や 

取引先へのその他サービス提案時でもです。 




しかし、



セミナーで多くの人に 

話すことで心理的に「自分が説得させられている」 

と思わなくなります。 





だから、セミナーというの 

は現状維持の社長に問題意識 

を持たせるのに最適です。 





既存のお客さまに 

追加提案をする際には、 

個別で話すよりも、 

あえて勉強会やセミナーなどを 

開いた方が効果的だったりします。 





取引先に向けたセミナーを 

やってみてはいかがでしょうか? 




ご参考になれば、幸いです。