2024/02/10 10:20


差別化は美容業にとって

永遠のテーマと言っても

過言ではないですよね?





誰も彼もが





「差別化しないと・・・」

と思っています。





そこで、

美容業の差別化の

最大のポイントを

お伝えしたいと思います。





それは何かというと、





フロントエンドを

差別化せよ!


ということです。





どういうことか?





ほとんどの美容業の方は

”付加価値のサービス”や

”カウンセリング”など


バックエンドにつながるために

差別化しようとしています。





その理由は、

簡単には売れないから

です。





ですが、


ここに大きな落とし穴

があります。





施術などと違って

バックエンドにある商品やサービスを売ろうと思うと、





しっかりとヒアリングをして

相手(お客様)の問題と課題、そして

理想像を明確にした上で、





言葉にしっかりと落とし込んで

ご提案していく必要があります。





正直なところ、これはかなり

難易度が高いです。





事実、私も美容室のスタッフさんを見ていて

バックエンドが売れるように

なるまで、大変な姿を見てきているので。





そうなんです。





バックエンドを

差別化しようとして

お客様にご提案をするということは


”売る難易度”が上がるということ。





結果、営業力がない方は

売れません・・。





ここでつまずいている

美容業が非常に多いです。





要は、





「差別化できたけど売れない!」

という状態ですね。





では、どうすればいいのか?





逆の発想です。





フロントエンドを差別化せよ!

です。





フロントエンドとは、

店販などの商品も

そうですし、





イベント企画などもそうです。





要は、お客さまを集める

ための商品やイベント、

チラシ資料などです。





例えば、私が知り合いの美容師さんと

一緒にやってとても好評だった企画が、





「スタッフの手先を全面にアピールしたチラシ」でした!

美容師というと、手荒れした指先というイメージがありますが、

安全・安心の商品だけを使用していることを全面に打ち出したチラシでした。




というフロントエンド

チラシ広告でした。





これは非常に差別化された

広告でした。





こんなチラシを出す競合が

ほとんどいませんでしたので。





このチラシで累計10名以上の

新規集客ができました。





フロントエンドで

差別化することで、





見込み客がたくさん集まります。





さらに、見込み客からすれば、





「他で聞いたことがない

 話を教えてくれた先生」





となります。





つまり、ポジションとして

他の美容師と差別化できます。





そうなると、

特に差別化されてない

バックエンドの商品やサービスでも売れるように

なります。





一般的なお客様は、





「他とは違うサービスを

 提供してくれる美容師」





にカットしてもらいたいというより、





「信頼できる美容師」

に髪を切ってもらいたいと思っています。





だから、フロントエンドで





「他で聞いたことがない話を

 “教えてくれた”先生」





と思ってくれれば、

バックエンドの商品・サービスが売れます。




まとめますと、





差別化するためには、

バックエンドではなく、

フロントエンドで差別化せよ!



ということが何よりも重要です。

ご参考になれば幸いです。