2022/10/18 15:58

ここ最近、お届け先のサロン先が
少しずつではありますが増えてきました。



個人事業主の方が大半ですが
年商5000万円規模のサロンもあって、
規模はバラバラです。



それでも悩んでいることは皆さん共通していて、


「やるべきことを行動に移すことができない」

ココに尽きると思います。



ですので、アドバイスやご提案をして終わりではなく、


行動のサポートまで対応できること
非常に求められているんですね。



ほんの少しずつですが、行動がわたしの周囲で
にわかに浸透?してきたのは嬉しい限りです。



ちなみにサロンにご提案し続けていると、

皆さんに共通して改善のご提案をする部分というのがあります。



それは、

「周りのサロンがやっているから、とりあえず形式的にだけやっていること」なんです。




例えばですが、


「ポイントカード」や「紹介カード」などを
作っているサロン店というのはメチャクチャたくさんありますが・・・。

サロン業界問わず、非常に一般的に普及している手法ですね。




ところが、このようなカードを発行している意味合いを
真剣に考えているサロンがいくつあるのでしょうか?



よくあるのが

「どのサロンも作ってるから何となく作ってみました…」

という美容師の方が多いんじゃないかと。



なので、


「この程度のポイントカードならあっても変わらないでは…」


「この紹介カード、どう使えばいいのか?またどんな特典があるかよくわからない…」


というカードが世の中てきには数多くある訳です。



ポイントカードであればお客さまにリピートしてもらうのが本来の目的。

紹介カードであれば既存客から新規のお客様をつないでもらうのが目的。



ところで、


アナタのサロンカードは本当にこの目的に沿ったものになっていますか?



もしも、自分が客としてどこかのサロンに行った時のことを考えてください。



「このポイントカードエライすごいなぁ~!」


「この紹介カード、友達に見せたい!」


そう思えるようなカードに出会えることってそうそうありません。

会計の時にポイントカードを作るのすら断ることが多いはず。



それで、断られても「ハイッ わかりましたー!」で終わってしまうサロン店員。



そんな覚悟でやるなら”時間”と”お金”のムダですから、
最初からやらない方が良いですよ。



つまり、


「500円ごとに1個スタンプを押し、20個貯まると1,000円引きです」

というようなカードなら辞めてもいいのではないか?と。




以前、


某美容室に「マイレージカード」というのが有りまして、

金額によりポイントが変わって
カードのランクを上げることで常連さんに優越感を与える



「せっかくカードランクが高くなったので、また行かないともったいないなぁ~…」

という損失回避のバイアス心理を突く。



こういったお客さんがお店に来たいと思えるような工夫が
カードにきちんとされていれば、リピーター作りの効果が出る可能性は非常に高まります。



また逆に、そこまで考えて動かないのであれば、

1,000円引きするだけ”サロンの利益”が減るのみ!



形式だけの「やってる感」はまったく必要ありません。

何となく作っているルールはどんどん変更しましょう。



サロンを本当に良くしていくためできることはまだまだあるはずです。





STEP.2要点チェック☑



チェック1 ただ何となく始めたルール、サロンにいくつありますか?


チェック2 形式的なことが”ビジネスモデル”として成り立ってますか?