先日、美容師の方から聞いた嘘みたいな話なんですが、

彼の知り合いのOさんが深夜に運転中、免許証を忘れたことに
気づいたらしいんです。

そのOさんはとても気が小さい人らしく、

「このまま、警察に捕まったら…どうしよう！」

と恐ろしくなってしまったようで、

そこで、警察に見つからないように
するにはどうしたらいいかと真剣に考えたらしんです。

そこで、どうしたかと言いますと、

突然、車の「ライトを消して」運転したみたいなんです‼

「周りが暗いからライトを消して走行すれば自分の車は見つからないだろう？」

と安易に思ったらしいです。

コレって相当パニックになってますね(笑)。

もうすでに想像がついていらっしゃる方もいるかと思いますが、

そうです！「無灯火」で走行していたことで偶然にも警察に呼び止められて
免許証の不携帯で取り締まりを受けたということでした…。

ちょっと嘘のような話に聞こえますが、しかし意外と似たようなことを

みなさんもしてらっしゃるんじゃないでしょうか。

このお話で、ライトを消してしまったOさんは
完全に「自分の視点」でしか、物事を見れない人のようです。

うしろめたいことがあって、周りの人が自分のことを
見ているような気がして突然、「不自然な行動」を取った結果、

かえって目立ってしまった訳です。

ところが、ここで冷静になって「周りからの視点」が
少しでも見えるような方であれば、

自分の車は、何十台、いや何百台と走っているうちの
一台でしかないから、普段通りに運転していれば
捕まることなんてまず無いよね！とすぐにきずくはず。

（普段の生活で警察に呼び止められるなんて、年に一回もありません）

こういう失敗を仕事でもしてはいませんか？

押しが強く、成果の上がらない営業マン、

「なぜ、良い商材なのに売れないんだ…」

と悩んでいますが、コレなんて完全に自分視点。

買うかどうかの判断をするのは相手（お客さま）ですから、

「相手からはこの商材や自分がどう見えているのか？」

ココが見えていないということ。

また、よく理美容室で多いのが、

お店に入ったら

「ココめっちゃ汚いなぁ…」

と感じるお店とかってあります？

あれもオーナーの自分視点だと、毎日過ごしている場所なので
”汚れていることにすら”気づいていないことがほとんです、

お客さま（第三者）から見ると乱雑で

「二度と来たくない」

と思われるような場所になっていることが結構あります。

特にヒトって何かに追い込まれている時は
自分の視点でしか物事を見られなくなる傾向が強いので、

はたから見ると”絶対に止めた方が良い行動”でも
真剣にやっていることが
よくあります‼

コレって、確実に失敗する人のパターンです。

「うまくいかない…」のであれば

感じた時点で、周りから自分がどう見えているのか？

まずは、コレを一番に確認すべきです。

 
 要点チェック☑

チェック１ 普段から、「周りからの視点」で物事を見ていますか？

チェック２ ”自分視点”ではなく、”他人視点”で店内を見回してみましょう！気付きがあるかもしれません。