2022/07/30 10:41

サロンオーナーさまとの会話中に
ご提案をすると驚かれることが多いんですが、


「同業者を自分のお客さんにしましょう」

という話をたまにします。




どうしても同業者と言うと、「ライバル?」という
イメージを持つ方が当然ですが、多いとは思います。


意外と思うかもしれませんが、そんなことは無くて高単価商材を売りやすいのは同業者なんですよ。



どういうことかと言いますと、


高単価な商材でも売れるということは
それだけ高い「効果」があるからです。


自分の場合だと年間で600万円(今年は厳しい)近く
美容商材を届けているサロンもありますが、



それによって仮に売上が億単位で伸びるのであれば、

600万円なんて全然安いもんじゃないですか。


「600万を失い、その代わりに1億を得る」


といった数字でわかる明確なメリットがあれば、

高単価な商材やサービスでもカンタンに売れます。



逆に言えば、効果が明確でない商材やサービスは
高単価で売るのがちょっと難しいですね。



例えばですが、

身体の疲れをとるマッサージ技術が高度であったとしても、

たった一回の施術で何万円と取るのはなかなか難しい訳です。


「何万円も払って、身体の疲れがとれる」

と天秤にかけたとしても、「疲れがとれる」という基準が
ぼやけていてハッキリしません。


また、疲れがとれたことによるメリットが
大金を払うほど大きく感じる人がいないはずです。



そうなると、よほどの工夫をしなければ
高単価での販売は容易ではありません。



ところがです!

その素晴らしい技術を同業者に伝えるとどうなるか?


教わった人は技術を活用することで大きな売上を作ることが可能になります。



そして売上アップの見込みが
仮にですが1年間で1,000万円だとしたら、


その技術を伝える講座やセミナーを
50万円で開催したとしても買う側としては安い買い物です。



つまり、高単価な商材・サービスを開発しにくい業界でも、

同業者に技術やノウハウを伝えることで
高単価商材は必ず作れます。


「さあ~ お客さんになるのは誰なのか?」


この定義自体を変えてみると、大きく視野が広がりますよ!





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要点チェック☑



チェック1 サロン業の見えざる壁。「心理的な障壁」を自ら作っていませんか?


チェック2 視座を高めるに今必要なのは、スキル?パートナー?ライバル?一考してみましょう。