2022/07/23 09:35

昨日はサロンへ商材を納品した後、


美容師さんと待ち合せをして
美容室に飾るA0サイズのポスターを
一緒に見に行きました。



自分はあんまり
ポスターに興味が無いので
そこにお金を使ったことが無いんですが、


ポスターの値段を見てビックリ!高いんですね…。



「こんな高いポスターを誰が買うの・・・」

とわたしは思ってました。



…が、美容師さんの基準だと全く金額が高いとは
感じてないようですね。

いや~、値札すら見ていない気が・・・。



お金に対する感覚は、ホントに人それぞれなんですね。


わたしが先日購入したも「ニューバランスのシューズ」を
買った時は奥さんからホント!白い目で見られました(笑)。


でも、自分にとってはそれだけの価値を
感じる商品なんですよ。



ところが、興味のないヒトからすると、ただの靴に
なぜ?大金を払う意味が理解できない訳。



ココが最もポイントなところで、


「自分から見た”価値を感じないモノ”」


がそのまま


「他人から見た”価値を感じないモノ”」


という事ではありません。


自分基準で〈他人が買うかどうか〉の判断をすべきではないという事。



例えばです、サロンでよくある

コース設定の金額が数万円することが珍しくありません。



もちろん、

それだけのお金を払ってでも”美しくなりたい人”は
世の中にたくさんいるので、高額のコースでもニーズがあるん訳です。



ただし、

そのサービスを提供している”美容師さんの収入”は
決して高くないことがほとんど・・・・。



すると美容師さんは、

「自分だとこんなコースにお金を使わないな…」

と美容師さん自身が思う訳ですよ。



自分にとっては高額なサービスだから、
相手にとっても高額なサービスだろうな!と勘違いしてしまう訳です。



自分自身が欲しいと思っていない商品やサービスは〈人に販売することが難しい!〉

ですが、相手にとってそれは本当に必要な商品やサービスなんですね。



「自分が必要かどうか?」の次元ではなく、


「相手が必要かどうか?」という次元を持つことが出来なければ、



高単価な商品を販売することはできなくなってしまいますので、

くれぐれも自身の懐具合と相手の懐具合を
私仕混同しないようにご注意を。






 TODAY'S
 
要点チェック☑



チェック1 ”自分の物差し”と”相手の物差し”は同じではありません。


チェック2 〈私仕混同と私仕分離〉上手く付き合っていますか。