2022/07/20 14:09

今日は、近隣のスターバックスにて、

黙々とプレゼン資料を作っていました。

ここって自分からすると不思議な場所であり、



常に注文の行列ができているのですが
そんなに広くない店内はいつも空席がポツポツとあります。



つまり、多くの方は「テイクアウト」で注文を
しているということなんですね。



「テイクアウトねぇ……それはないなぁ~と」



わたしは一度もこのようなカフェでテイクアウトを
したことがないんですよ。



何故かと言いますと、わたしにとっての”カフェっ”て
「心地よい場所」を買うためのお店だからなんです。



一人でいろいろ考え事をしたい時やお客様との打ち合わせの際に
使う場所が”カフェ”なので、

「テイクアウト」という発想が全く無いんですよね。



いろいろと考えてみますと、今までにほんと様々なカフェスタイルを
何回も利用しているおりますが、


「あのコーヒーが美味しかった?」


「あのコーヒーの金額がいくらだったかな?」


「どんなメニューがだったか?」


このような情報を意外と自分では覚えてないんですよ(笑)



そうなんです!「場所を使わして頂く権利」としてコーヒーを買っていますので、

味だ!金額だ!という事にほとんど意識が向いていなかったってことですかね。



逆に言いますと、


「店内が妙にうるさいとか」


「スタッフと店内の雰囲気がとても良かった」


「時間帯をとても気にするとか」



以上のような”場所”についての情報は
とても気にしますしかなり蓄積している訳です。



つまり、わたしみたいな層は、


”カフェ”で出てくるのが究極〈インスタントコーヒーでも〉
全然構わないんですよ(笑う)。


またそれが、〈1,000円だとしても〉全く不満?なんて持ちませんから。

自分のデスクワークや打ち合わせに適している場所であれば、
他の要素はどうでもいいんです。


(そりゃ~5,000円だったら困りますが・・・)



ところが”カフェ”というだけなのですが、


「コーヒーの味にこだわって…」


という先入観にとらわれてしまう人達がほんとに多い…。



まぁ~美味しいことに越したことはないのですが、

それを必要としているのは「味で店を選ぶ人」
ターゲットにした場合のみです。



「喫茶店は味で勝負をしなければならない」


という考え方をしていることが〈ターゲット幅の設定〉を
思いっきり狭めてしまっているので。




例えば、美容室なのにカットが下手なお店が
あってもいいんと思うんです。



「あの素敵な美容師と話しながら髪を切ってもらいたい」



ということを目的としている人が
ターゲットならば、


おしゃべりな美容師さんと楽しく話せるだけで
下手なカットでも満足なんですから。



顧客が求めている「モノやサービス」と自分が提供している「モノやサービス」は、

意外にもずれていることが多いものです。


「顧客の本当の目的は何か?」


是非一度、自店にて話し合ってみてください。




 TODAY'S
 
要点チェック☑



チェック1 お客様の来店動機 「アレッ?」と思ったらお客様に直接聞いてみましょう。


チェック2 自分の思い込みこそ「危険です!」客観視出来る〈仕組み〉有りますか。