2022/07/05 11:52

先日、子供の肌が荒れて赤くなってしまっていたので
皮膚科に行ってきました。

初回でしたのでとりあえず、飲み薬と保湿剤をいただき無事終了。



しかし、何度かその薬を使うと、逆に肌の状態が悪くなるので、

(※副作用のことは聞いてましたが・・・・。)

心配になり「どうすべきか?」を聞きにもう一度クリニックに行きました。



そこで、今までの症状を一通り説明すると、

「今お使いの薬の頻度を変えて様子を見るか、別の薬を試してみますか」

と言われました。



確かに、この流れだとそうなりますよね。

そして、先生からの次の言葉を待っていたんですが、

いつまで経ってもしゃべってくれません。



こちらの「返事待ち」見たいでしたので、

「どうしたらいいですか?」と聞いてみました。



「どちらでも構いませんよ!」

と言う訳です・・・・。

「なるほど そうきましたか・・・と。」



「いやいや、自分としては先生に”それを聞きにきてるんです”!」

と改めて伝え直すと、




「肌に合わないことはもちろんありますので、様子を見ながら薬を使う方と、すぐに薬を変える方がいますよ」

とだけ言い、またしても無言に・・・。



う~ん どうやら、意地でもどうすればいいのかは言いたくない様子。



「では先生、この薬をもう少し子供に使ってみます。
どれくらいの頻度で塗ればいいですか?」と。



話を進めることにしました。

「肌の様子を見ながら使ってください」

そして、また沈黙がつづく。



「すみません先生、様子を見るとは具体的にはどうすれば?」



と少し具体的な質問をしても、

「基本的には自分の判断で・・・・お願いします。」

を繰り返すだけでした。



そして最後に、先生からこんな一言が

「今回の治療方針ですが、ご自分で決めた薬をご自分の判断で様子を見ながら塗るということでよろしいですね?」

と、ゴリ押しされて診察は終了しました。


これで、医者かと・・・。



まぁ~言うまでもなく、二度とその皮膚科には行ってませんが・・・・(笑)。

確かに、医者の気持ちもわからなくもないんです。



具体的な治療方法を指示をして肌が悪い症状になったら、
当然、クレームにつながりかねないですからね。



そのリスクを極力避けようとしていたんでしょうが、

ハッキリ言って、そんな診察をするならそもそもですが「医者は要らないんです」よ。



わたしは普段、美容室へ商品や集客の提案をする立場の身ですが
この件をきっかけに強く思いましたが、


自分の専門知識が無いことって無茶苦茶「不安」なんですね。


最終的には「自分の判断」で「自分の責任」をすべて持つべきなんでしょうが、

理美容師さん含めて専門家に対して期待することは何かって
『提案』をしてもらうことなんだなと・・・・。




もちろん、ご自信の主観を交えて提案をするということは
同時に”責任が発生する”ことでもあります、

その責任を負う覚悟を持ちつつ相手に話をするからこそ、

「信頼を得る」ことができる訳ですよね。




たくさんの経験を積んで色々と痛い目に遭いますと、

リスク回避がどうしても頭をよぎってしまいますが、

その覚悟が無いのであればその道の専門家を名乗るべきではないかなと痛感。



もちろんバランスも非常に大切なんですが、

自分自身、このような守りの発言が美容師さんに増えていないかなと
自分の行動を振り返るきっかけにもなりました。



「専門家として顧客に提案できることは何か?」

すごく当たり前のことでも強制的に見直しを図らないと、

ヒトの行動は、だんだんとズレきますからね。



ほんと気を付けなければ・・・と。




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