2022/04/30 08:33

29日から、GWが始まりました。

月明け8日までのんびり(いや、ダラダラ)する予定の方も多いのではないでしょうか。

完全に「非日常」な毎日を過ごす訳ですが、この「非日常」はリピーター作りやリピーター維持にとっての大敵。


今日はそんなお話しと対処法についてお伝えします。





GWは完全な「非日常」!!


のんびりした朝、特番だらけのTV、街はキャンペーンやセールのお店。

GW(ゴールデンウィーク)というのはまさに「非日常」。

この「非日常」がリピーターを減少させてしまう事実、ご存知でしょうか?


リピーターの来店or購入動機は往々にしてただ「何となく」。

日常生活のルーチンの中で「たまたま」「そこに」「都合で」あるモノ・サービスを買います。

これが最も多数を占めるリピーター像。


「非日常」というのは、この「日常のルーチン」を強制的に一時中断させてしまいます。

1〜2日程度の「非日常」であれば問題ないかもしれませんが、GWや年末年始、

お盆等の中長期「非日常」の場合は要注意です!!


「非日常」明けの日常生活ルーチンが新たに書き換わってしまう可能性がぐっと高まってしまう訳です。

貴方の商品・サービスを買う、貴方のお店に行くという何気ない日常生活のルーチンがなくなってしまう

つまり、リピーターでなくなる!!という事が起こりやすいのです。





「GW」明けのリピートには「強制力」を。

お客様がリピートする要因の多数がただ「なんとなく」であると同時に、リピートしなくなる原因の多数も「なんとなく」。

別に貴方の事が嫌いになったワケでもなく、他に素晴らしい商品やサービスを発見したワケでもない。


「非日常」を過ごした事により「なんとなく」買うのをやめてしまった!ただコレだけ。


この「なんとなく」の離客を防ぐためには「強制力」を用いるのがBESTです。

”強制力”といっても強引な営業・サービスをするという意味ではけっしてありません。





「強制的」なリピートとは?

答えはシンプルです。「非日常」に入る前、つまり今回ならば「GW休暇に入る前」に

・何かをお預かりするサービス
・何かを貸し出すサービス

の何れかを提供しておく。という事です。

GWという事で使わなくなるウィッグ等をお預かりしてメンテナンスする。

なんていうサービスや、GWに使用する何かを貸し出す。というサービスです。


知り合いが経営していた飲茶屋さんでは、年末年始休暇の前に「せいろ」の貸し出しを行っていました。

お店が年末年始の休みに入るので「せいろ」の出番がなくなります。

この出番の無くなった「せいろ」をお客様に貸し出してしまうのです。


お正月に赤飯や点心を蒸してくださいね!と。

すると当然に、年明け(非日常明け)に「せいろ」を持った常連さんがお店に戻って来られます。

もちろん「せいろ」の返却のために。

そして「今年も宜しくお願いします」と、日常が再び始まるのです。

 
私は、年末年始にシザーのお預かり修理やメンテンナンスを積極的に行いました。

年明け早々に返却するという「強制的」アポイントが堂々と入れられますから。

 
これが、非日常を日常へ引き戻す「強制力」となります。預かったら返す。

なんとも単純ですが、とても強力な「強制力」な訳です。


「お預かりする」「貸し出しする」の何れかで「非日常」明けの「強制的なリピート。」を是非。




要点チェック☑



☑チェック1 非日常を日常に取り戻す「強制力」ありますか?貴方のお店も強制力を付けて見ませんか?


☑チェック2 とてもシンプルです!強制力を持つことは。今年のGW実践してみてください。